はじめに
赤ちゃんの無邪気な笑顔と可愛らしさは、私たちの心を一瞬でつかみます。その小さな存在に触れたい、抱きしめたいと思うことはとても自然な感情です。
ですが、それを行動に移す際には配慮とマナーが必要です。特に、その赤ちゃんが自分の子供でなく他人の子供である場合は注意が必要です。
私自身、二児の父親です。家族で外出するときなどに、周りの人から「赤ちゃん、可愛いね」と声をかけられることがよくあります。自分たちの赤ちゃんを褒めてもらえてうれしいなと感じています。声をかけてくれる人たちが赤ちゃんに触れたい、抱っこしたいと感じるのも自然なことだと思います。
しかしその反面、特に初対面の人やあまり親しくない人から、いきなり赤ちゃんに触られたり抱っこを求められると、親として危機感や恐怖感を覚えます。そういった思いをした親御さんも少なくないと思います。
そこで今回は、他人の赤ちゃんに触れる際のマナーや注意点を、私自身の経験を踏まえてご紹介したいと思います。
知っておくべきマナー
1. 許可を求める
他人の赤ちゃんに触れる前には、まず最初に親御さんから許可を得ることが不可欠です。「赤ちゃんを抱っこさせてもらえますか?」や「赤ちゃんに触れても大丈夫ですか?」と、直接親に尋ねましょう。親が許可を出さない限り、赤ちゃんに触れる行為は不適切とされます。
2. 赤ちゃんの反応を見る
親から許可を得たら次に、赤ちゃんに声をかけその反応を見ることが重要です。ここで「こっち来る?」などと赤ちゃんに話しかけると良いでしょう。しかし、赤ちゃんが嫌そうな顔をしたり、泣き始めたら、その時点で抱っこを見送るべきです。
注意点
1. 衛生的な問題
赤ちゃんの免疫システムはまだ未熟です。だからこそ、自分が風邪を引いているときや、手を洗っていないときには抱っこを控えるべきです。
2. 親御さんの気持ちを尊重する
赤ちゃんの親御さんが不安そうに見えたり、ためらっているようなら無理に抱っこを求めず、その親御さんの気持ちを尊重しましょう。
また、親御さんが赤ちゃんに触れさせてくれたり抱っこさせてもらえた場合、それを当然と思わずそのご厚意に感謝を表すことも大切です。
まとめ
他人の赤ちゃんに触れるという行為は、一見して何の問題もなさそうに見えますが、実際には様々な配慮が求められます。親御さんからの許可を得ること、赤ちゃんの反応を見ること、衛生面への配慮、親御さんの気持ちを尊重することを念頭に置いて、上記の手順を踏めば、赤ちゃんや親御さんとの良好な関係が生まれるでしょう。また、それはあなた自身にとってより豊かな体験となるでしょう。
以上が、他人の赤ちゃんを抱っこしたいときに気をつけるべきマナーと注意点です。赤ちゃんとの触れ合いは喜びそのものですが、適切なエチケットと配慮を持つことで、その喜びはさらに深まります。
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